――――――――トークアウェイ・黒羽家リビング
「好きだ!」
「!!!!!!!」
「あらあら、朝から熱いわねv」
休日自宅で告られた。
「ホントありえないだろオマエ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」
「まぁまぁ、落ち着けよ」
「そうよ快斗、せっかく新一くんが遊びに来てくれたんだから、ご挨拶くらいちゃんとなさい」
「・・・・おはよう・・・・・・・っつーか何故いる〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」
「おう、おはよう。何故って遊びに来たからに決まってるだろ?」
「・・・・いつの間にオレとお前はそんなに仲良くなったんだ・・・?」
「結構昔から仲良くなかったか?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・いや、まて、オレとオマエは最近知り合ったばっかだろ!?」
「まぁそれでもいいけど」
「・・・・・・・・・・・・・・」
「今は仲良しなんで、気にしないでくださいね?お母さん」
「は!?ってかお母さん!?」
「もちろんよ!見ていれば仲がいいのが伝わってくるものねv」
「母さん!」
「そうそう快斗。あなた、孫の顔見せられないのが申し訳ないって言ったんですって?」
「へ!?」
「そうなんですよお母さん、僕も快斗くんに言われてそのことは本当に申し訳ないなぁと思って。だから今日はお母さんに謝っておかなくちゃと思ってお邪魔させて頂いたんです」
「は!?」
「まぁまぁ!新一くんは優しいのね…!」
「そんな」
「確かに孫の顔が見られないのは少し残念だけれど、その分新一くんが遊びに来てくれたらおばさんちっとも寂しくないわ!」
「・・・お母さん・・・!いつでも遊びにきます!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・これは夢・・・?」
黒羽家のリビングで、楽しそうな笑い声二つをバックに、魂の抜けるような音が聞こえたとかどうとか。
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外堀から埋めよう作戦。